当社は、建設業界の複雑な受発注プロセスを効率化するクラウドサービスの開発に着手しました。職人、元請、メーカー、商社、運送業者など、多くの関係者が関わる建設業界では、情報の行き違いや作業の遅延など、さまざまな問題が発生しています。この新しいサービスは、それらの課題を解決し、業界全体の生産性向上を目指します。
建設業界の受発注で発生している課題:
- 発注方法がLine、電話、FAXなど人によって異なり、統一されていない。
- 材料の品番ミスや数量の誤解など、正確な情報が伝わらないことが多い。
- 職人が発注しても、元請担当者がメーカーへ正しく注文しているか不安が残る。
- 発注時に必要な情報が手元にないため、品番ミスが起こりやすい。
- 発注した材料の品番間違いで現場作業が中断することがある。
- 発注からメーカーへの伝達に時間差が生じ、作業に遅れが発生する。
- 必要事項が欠けた発注が多く、メーカーからの確認連絡が頻繁に発生する。
- 楊重業者への発注を忘れることで搬入がキャンセルされるケースがある。
- 搬入予定の変更時にメーカーや楊重業者への連絡が必要で手間がかかる。
- 過去の発注履歴を調べるのに時間がかかり、業務が非効率的。
- 発注時の金額とメーカーの請求金額に差異があり、トラブルになる。
- 搬入トラックの順番や時間の調整をFAXや電話で行うため時間が取られる。
- 同じ現場で複数のメーカーに発注する際、それぞれに別々の発注書を作成しなければならない。
- 元請からメーカーへの発注書が各社で異なるフォーマットで、受注業務が煩雑になる。
この度は建設会社やメーカーと連携し、これらの課題を解決するために業界特化型のクラウドサービスの開発に着手しました。このサービスは、受発注プロセスに関わる多くの参加者が利用でき、業務の標準化と効率化を図ることを目指します。
2023年8月にはβ版の提供を開始する予定です。関係者全員が使いやすく、生産性を高めるこのサービスにぜひご期待ください。
建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)や業務効率化、新規事業の開発をお考えの方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。長年の業界経験を持つ専門チームが手厚くサポートいたします。